江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを新しい視点から磨き上げ、 世界へと発信していく「江戸東京きらりプロジェクト」は、 伝統産業の価値や魅力を再定義する展覧会「江戸東京リシンク」を2020年3月5日(木)~8日(日)に開催いたします。
本展覧会には、 現代アートの分野で国内外問わず幅広く活躍する、 舘鼻則孝氏を展覧会ディレクションとして招聘。
舘鼻氏の創作活動の一つである“リシンク”という概念を通じて、 伝統産業の新たな魅力を引き出し、 その奥深さや面白さを広めることで、 江戸・東京が誇る伝統産業を次世代へと継承することを目指します。
目次
■「江戸東京リシンク」展について
ー舘鼻則孝氏ディレクションによる伝統産業をテーマにした展覧会ー
「江戸東京リシンク」展は2020年3月5日(木)~8日(日)の4日間、 文京区目白台にある和敬塾本館(旧細川侯爵邸)にて開催いたします。
本展覧会は舘鼻氏のディレクションにより、 古くから受け継がれてきた不変的な価値を持つ東京の伝統産業の過去から未来を往来する展覧会です。
本期間中、 舘鼻氏により表現された伝統産業の展示や、 伊勢半本店による化粧体験や龍工房による組紐体験など伝統産業を実際に体験できるワークショップ、 また伝統産業の歴史やバックグラウンドについて学ぶことが出来る資料を展示します。
■出展事業者紹介
東京くみひも 龍工房 江戸小紋 廣瀬染工場
江戸切子 華硝 刃物 うぶけや
紋章上絵 京源 小町紅 伊勢半本店
江戸木版画 高橋工房 暖簾 中むら
■「江戸東京リ・シンク展」開催概要
メモ
【開催日時】 2020年3月5日(木)~3月8日(日) 10時00分~19時00分 (最終入場は閉館30分前)
【会 場】 和敬塾 旧細川侯爵邸
〒112-8682 東京都文京区目白台1丁目21−2
【入 場 料】 無料
【主 催】 東京都
【作品展示企業】伊勢半本店、 うぶけや、 華硝、 龍工房(五十音順)
【ワークショップ協力企業】伊勢半本店、 京源、 高橋工房、 龍工房(五十音順)
■伝統産業を体験出来るワークショップも実施!
展覧会では、 伊勢半本店、 京源、 高橋工房、 龍工房の4社の協力のもと、 伝統産業を体験出来るワークショップを開催します。 伝統産業の技術をご体験ください。
紅屋 伊勢半本店
玉虫色に輝く紅を用いた化粧の体験
紋章上繪 京源
江戸時代の紙切り遊び「紋切形」体験
江戸木版画 高橋工房
伝統技法による江戸木版画の体験
組紐 龍工房
江戸ならではの丸台を用いた組紐の体験
※各ワークショップの詳細は近日公式サイトにて公開されます。
■舘鼻則孝(たてはなのりたか)氏 プロフィール
アーティスト 舘鼻則孝
1985年、 東京都生まれ。 東京藝術大学工芸科染織専攻卒。 卒業制作として発表したヒールレスシューズは、 花魁の高下駄から着想を得た作品として、 レディー・ガガが愛用していることでも知られている。 現在は現代美術家として、 国内外の展覧会へ参加する他、 伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。 作品は、 ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館などに永久収蔵されている。
■和敬塾 旧細川侯爵邸
会場となる和敬塾 旧細川侯爵邸は、 昭和初期(1936年)に建てられた代表的な華族邸宅として、 現在は東京都指定有形文化財として登録されています。
本展では、 各部屋の様式を生かした展示構成をご覧いただける貴重な機会となります。
■江戸東京きらりプロジェクトとは
江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを、 東京の「宝物」として光を当て、 その中から意欲ある優れた取組をモデル事業として選定し、 新しい視点から磨き上げてその価値を高めるとともに、 さらに効果的なプロモーションで世界へと発信していく取組です。
また、 モデル事業の磨き上げと発信の取組を通して、 東京ブランドの確立やものづくりの本場・東京の再興、 伝統ある産業の魅力向上、 技の継承を目指していきます。
詳細は公式サイトにてご確認ください。