楽天株式会社は2015年よりふるさと納税専用サイト「楽天ふるさと納税」をスタートしています。
世の中には「ふるさとチョイス」や「さとふる」など、ふるさと納税サイトが数多くありますが、「楽天ふるさと納税」は結論から言うと、『スタートした方がいい』です。
私は2015年よりとある自治体の観光協会にてふるさと納税を担当した後、フリーランスとしてふるさと納税のポータルへの登録のお手伝いをしてきました。
そして「楽天ふるさと納税」への登録を決めた自治体様のスタートアップのお手伝いをし、「楽天ふるさと納税」の威力を感じました。
ではなぜ、「楽天ふるさと納税」は『スタートした方がいい』か、その理由について説明したいと思います。
目次
楽天ふるさと納税をスタートした方がいい理由について
「楽天ふるさと納税」で寄附すると、ポイントが付く
楽天ユーザーの最大の目的は、『ポイント付与』です。
「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」などと呼ばれる楽天独自のキャンペーンが月1度程度開催されます。
「お買い物マラソン」は特に、買えば買うほどお得になるシステムで、「お買い物マラソン」開催期間中に、1つのショップで買い物をするとポイントは1倍、2つのショップだと2倍、3つのショップだと3倍、、、、10のショップでお買い物をするとなんと、ポイントが通常の10倍も付与されるのです!
そうなのです。なので、楽天ユーザーは気になるものをお気に入りに登録していて、「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」などが始まると買い物をし出すのです。
そこで大活躍するのが、「楽天ふるさと納税」なのです。
ふるさと納税は、寄付額の3割に当たる金額分の返礼品(自治体による)をもらえる、というシステムになっているので、3万円強の寄附で、1万円相当の返礼品を寄附者は受け取ることができます。(自治体による)
つまり逆に言うと、1万円分のお買い物で3万円分のポイントが付与される!ということになります。
(ふるさと納税は寄附額を一旦支払って、年末調整等でその分税金が控除されるというシステム)
これを「お買い物マラソン」で10店での買い物を行ったら、1万円の買い物で30万円分のポイントが付与される、という事になりますよね。
これは驚きです!
このような素敵イベントが不定期に開催される「楽天ふるさと納税」では、「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」などのイベント時には寄附者数もググッと伸びます。
このイベントと『楽天の特徴』を上手に掴めば、自治体様の税金収入をアップさせることが出来るかもしれません!
「楽天ふるさと納税」はHTMLやCSSを理解していなくても誰でもオープンさせられる
「楽天ふるさと納税」のサイト管理画面『楽天RMS』は、一見複雑過ぎて涙が出そうになります。
ただし、しっかりと構造を理解すれば、非常に自由度の高いサイトを作る事ができます。
自由度の高いサイトを目指すとHTMLやCSSの知識は必須になりますが、「楽天ふるさと納税」では通常の「楽天ショップ」のようなページを消費者から求められていないので、ある程度の特徴と構造を理解すれば誰でも簡単に『楽天RMS』を操作し、しっかりと内容を伝えられるサイトに育てて行く事ができるようになります。
当サイト『素人でも分かる楽天ふるさと納税 RMS 逆引き辞典』について
当サイトでは、『素人でも分かる楽天ふるさと納税 RMS 逆引き辞典』というタイトル通り、ある日突然「今日からふるさと納税担当 楽天もオープンさせてね」と言われた自治体様の職員の方が、頭を抱えなくて済むようなハウツーサイトを目指しています。
このサイトを1から読み解くと、読み終わった時には自由に楽天サイトを転がせるようになるかもしれません。
あー、これ、どうしたら良いんだっけ
という場面にぶつかった時に参考にしていただければ幸いです。